寒い日が続きますね・・立春を前に「大寒波」がやってきて・・春の前の嵐、という感じがします。
今日は東京も雪予報・・暖かくしてお過ごしでしょうか。
さて、いよいよという気持ちですが・・新作を含めた展示会のお知らせです。
本間 ちゑ 特設展示【Re-Born Jomon ~The Eden~】
2023.2.21 Tue 〜 2023.3.5 Sun(10:30〜17:30)
東京浅草画廊 Gei 藝 (https://www.tokyoasakusagallery-gei.com/access)
(作家在廊日未定。後日アナウンスいたしますが、お越しいただく際はお声がけください。ご一緒いたします)
2022.7の初個展では、本当にたくさんの方にお越しいただき、100点を越える作品をお迎え頂くという
信じられないくらいの幸せをいただきました。本当にありがとうございました。
今回もひきつづき世の中も私も「Re-Born」の真っ最中であり
その中でも副題を「楽園」としました。
私は自身の作品に「2元的なものの統合」をテーマとして掲げていますが
それは自身のなかの「男性性」と「女性性」、
また「男女」という関係性の追求でもあります。
先日、瞑想会の前に引いたカードがこれ。
エデン。アダムとイブ。
天国、理想郷のエデンの園。
「二人は禁断の実を食べたことで、エデン(楽園)を追放された=悪い事をしてしまったふたり」と、
聖書をよく知らない私は、なんとなくこう思っていました
楽園から追放され、限りある命になってしまったふたり。
しかし、これは罪でも堕落でもないのでは・・と。
私たちが持っているものは、いずれ失わなければならないものばかりです
それを知っているからこそ、いまを大切にできる。
むしろこれはアダムとイブ、そして私たちに与えられた祝福なのかもしれません
そして私は「限りある肉体、限りある命のなかで
アダムとイブは楽園を作ればいいじゃないの」と思ったのです
天国ではなく、この「地上」で、新しい楽園を。
ひとりひとり、それぞれの楽園「The Eden」を。
瞑想会のさなか、見えた世界は
身に抱える何もかもを取り去った自分ともうひとりが手を繋いで
花びらの舞う中、鳴り響く音楽の中で強烈な朝日を浴びている様な、歓喜の光景でした
帰ってきてから「だからこのカードを引いたんだな」と思い、あらためて目に入った言葉
「その制限はどこから来たか」。
制限のある命と知っているからこそ、私たちは
制限を外していけるのではないでしょうか、知らずしらずのうちに自分へ課した制限を。
ほんとうは制限なんてないのかもしれませんね・・
縄文の人たちは、どう思っていたのでしょうか
少なくとも私には、造形を見る限り
現代人よりも圧倒的に制限が無かったように感じられるのです。
来月に向けてまだまだがんばります
お越しをお待ちしております。