男性性と女性性の統合、
それは自身の内側の聖婚。
国宝「縄文のビーナス」。
この子を眺めていたら、頭にのせた帽子?が花嫁の角隠しみたいだと思いました
紋付袴のお相手はもちろん、石棒です。
ヘビさんの水引。ヘビは縄文土器などのモチーフに多用されます
おそらく脱皮して一回り大きくなることより、縄文人はその姿に「死と再生」を見出したのではないでしょうか
「ククリ」とは「括る、結ぶ」というニュアンスですが
「物事にまとまりをつける・締めくくる」という響きは、ともすると真逆の捉え方もできます。
単純に、男女の統合をイメージしていますが
「自分の中の男性性と女性性の統合」の願いを込めました
自分の中の男性性と女性性のバランスが取れてはじめて、対となる相手に出会う。
また、そのためには過去からずっと引きずってきたものに「ケリをつける」「脱皮する」。
そんな気づきや勇気も時には必要なんだろうな、なんて思うのです。
見た目は可愛くも、そこには色々な「ククリ」の思いを込めました