土器は女性。
死と再生、時代を超えても変わらない願い。
木の実や果実は土器の中で変化する
すり潰されたり発酵したり
そうして人間の一部になる
土器の中で産み出され繰り返される死と再生の循環。
古代から変わらない、シンプルな祈りの源泉。
縄文土器の代表格、あまりに有名な火焔型は、鮮やかな炎と水の色。
火(カ)=男性、水(ミ)=女性。男女の統合が起きることで「神(カミ)」となり
火と水のエネルギーの融合で、生命の循環は起きる。
今も昔も変わらないシンプルな祈りや願い。
「ただ生きる」という根源的なものに
「溢れ出る生命への喜び」を添えたいという、私の願いが込められています。