完全花(かんぜんか)とは、 1つの花に雄しべと雌しべの両方を持つ花。
両性花(りょうせいか)とも呼ばれます。
桜も、完全花のひとつです 。
男か女かわからない状態で 40年以上生きてきて、
あることがきっかけになって 「女性性を取り戻す」旅に出た、わたし。
たぐいまれな出会いと、 たぐいまれな経験を経て
わたしはようやく女性を取り戻したのです。
(詳しくはブログをどうぞ:
【音声配信】なぜ、霞ヶ関勤務→縄文の絵を描く人になったのか?)
でも、それが終わりではないことを、いやというほど教えられました
「せっかく女性に戻ったのに」 という私に
「違うよ」と。
ここはゼロ地点、
いま、ようやく準備ができたというだけ。
ここからようやく、わたし本来の魂の目的を叶えていく。
叶えられなかった沢山の、先人の思いとともに
男でも、女でもない ひとりの表現者として。
昔、個展で不思議な雰囲気を持つ方にこう言われました
「あなたはもっと、男性性と女性性が統合している絵が描けるはず」と。
今はどうなのかわからないし、まだまだこれからなのだと思うけど
とにかく今は 「真空で咲く花」が描きたいと思いました。
余計な概念の入り込まない、純度しかない真空の世界で咲く花があるとすれば、一体どんな花だろうと。
参考ブログ(音声配信):これからは「好き」の純度。
地球の花は、雌しべは1つに対して雄しべが複数ありますね。これは受粉の可能性を上げるためなのだとか。
宇宙の真空なら、たぶん一対で構わない。
余計な風も吹かなければ、惑わされる不純物もない。
ただ、寄り添い向かい合うだけでいい。わたしは、一対がいい。
自身の中の、男性性と女性性が統合した形
雄蕊と雌蕊が ただ一対の
純粋な、純粋な創造の原点
宇宙に咲く、真空の完全花。