時代が変化している大きなうねりの中、ということもあるのだと思いますが
秋分前後ということもあるんでしょうか？
目の前の出来事は以前に増して、わかりやすいメッセージとして内側の気づきとなり、
本当にありがたいここ最近（半泣き）。
昨日の気づきを備忘録として記します
わたしは「共感されないほうへ行く」。
次の展示会の場所を探していることもあり、
昨日はお友達に付き合っていただきながら
お茶しがてら代官山周辺のギャラリー巡りをしてきました
お洒落なカフェ併設のギャラリーいいなぁ…
が、場所代たっか！！笑
今はちょっと背伸びがしたい、と思っていますので
そんなギャラリーを巡って色んなアーティストさんの作品を見たり、作家さんご本人とお話をしたり。
とても良い刺激になりました
作品は、その人のパッションや思想が具現化されたもの。
それを感じることで私自身の輪郭を、よりクリアに捉えることもできました
昨日お会いした、ある女性作家さんに感じたパッションは「怒り」。
女性としてご自身が体験した不平等、男性中心社会への憤り。
彼女の解説からも、作品にも、その「怒り」があらわれていました
端的に言葉にするなら、
「男なんて嫌い」「男ばっかりずるい」
こんなメッセージがダダ漏れでした（すみません）
男性支配を女性支配に塗り替えた、分離と争い。
しかしとても美しくスタイリッシュで、凛とした作品。
それだけにわたしは正直、こわかったです笑
この「怒り」「恨み」は長い長い人類の歴史の中で
水の記憶、血の記憶が凝縮されて溜まった集合意識でもあるから
けして、この女性だけの闇でもない。
私にも共感できる部分が無くはない。自分のご先祖、過去世…そういう代々のものを受け継いで、いまの私が形作られているから。
そんな意識が作り出すのは一見新しい時代の新しい思想にみえて、実のところ
古い思想のループへ戻そうとする、強く重たいエネルギーだとわたしは捉えました
だからなんだか安心するし、共感するし、落ち着くし、
そういうものほど大抵が、なんだかやけに美しくユートピアのように見える傾向にあるとわたしは思います
だから怖い。最近、そういう現象をあちこちに感じています
表現者であっても、人を癒すことを生業としている人でも
自分の内側に向き合わないまま表現する人、訴えかける人、他人を癒そうとする人、多い。おおすぎるよ問題。
その作品を大切な空間に飾った人は果たして幸せになれるのか、その人に相談をした人は果たして問題が解決するのか…
外に向けて発信するのと同時に、がっつり内側でやることありそうだな〜と、勝手ながら思います。
でっかいお世話ですが…。
古い思想でもう一周するのか、新しい選択するのか。それは人それぞれ。
でももう終わらせる、断ち切る時でもある。
その気づきに、キッカケに
私はなる、はず。と思っていて、
今回あらためて（身勝手にも）そう感じました。
怒りとか恨みとか憤りとか、そういう思考で得られる共感なら
むしろ私は得られなくてもいい。おそらく長くは続かないし、循環もしない
わたしは怒りや恨みのエネルギーは使わない
まったく新しい、というか
私たちが忘れていた古い古い記憶、宇宙の法則みたいなものを「呼び起こす」。
だからそれは「共感」じゃない。
最近はあらゆるもの、こと、やり方が
ことごとくこの身から引っぺがされるのですが
今回は「だれかに理解してもらいたい」「共感を得たい」
そんな、誰かにおもねる作品作りの考え方が引っぺがされました（泣
共感を得られなければ、当然潮が引くように離れていく人もいる
共感されないだけでなく、今以上に交わりすらしない人も出てくる
おそらく、今まで私の周辺にいてくださった多くの人がそうなる気がしています
「新しい」ことをやるって、こういうことなのかもしれません
ずっと「誰かに分かってもらいたい」と思ってきたけど
いい加減、これも降参しなければいけない
あー…この先の見えない感じ。こわい笑
代官山の駅を降りて、大通りに出た時
ランボルギーニが爆音をあげながら何台も連なっていきました
この辺はいつ来ても国産より外車の割合のほうが多い気がしますが
これ以上ないってくらい派手な、玉虫色のランボルギーニ。（ある意味突き抜けてて良い笑）
虚勢、虚構
まさに曖昧な「玉虫色」。
羽をひろげて頑張るオスのクジャクのようでもあり。
なぜそこまで？
駆り立てるものは何？
女性だけが傷ついているわけじゃないと、私は思います
男性も、社会で経済を回せば回すほどに
時代背景の中で何か満たされず空回りするような
足りないものを常に追い求めている人もいるのではないでしょうか
それはおそらく、自分の中の男女の和合、調和、陰陽の統合。
このエネルギーをどこに向けたら満たされるのか？
本当の自分が目覚めるキッカケはどこにあるのか？
そんなものを探し続けていたりして。
怒って恨んで諦めて、チャンスを来世に持ち越すような
そんな世界はもう
いちぬけた、しましょうよ。