「頭の上にお花を咲かせたい」
それは昨年くらいから、どんどんイメージが強く強くなっていきました
はじめはあまり深い意味はなく、ただ「これやったらゼッタイゆるかわいい!」
くらいのノリだったのですが
絵、陶芸、オブジェ、額…
なぜかあらゆるものに花を立てたくて、立体物には穴を開けまくりました笑
そうこうしているうちに、能登半島地震チャリティーを開催するご縁をいただき、
ひらめいたタイトルは「Re-born NOTO~花咲け能登にも、あなたにも〜」
でした。
このテーマを決めたとき、ふと思いました。
「花」は「再生の象徴」として
これから先もずっと、私のモチーフになるかもしれないと。
私の地元に伝わる伝統芸能「花祭り」は
「ウマレキヨマリ」という、大地や人の再生を願う祈りが込められたマツリです。
縄文人の遺跡や出土品からも「死と再生」という思想がみられます。
だから私は、自身のルーツでもある「Re-born」が、おそらく生涯のテーマであり
同じ思想を大切にしてきた縄文人に、関わることになっているのだと思います
Re-bornすることは、大変です
さなぎから蝶に変態すること。
安定から不安定になること。
安全圏から出ること。
勇気を出すこと。
それはとても生命力を使います
いま季節は新芽が、花々が、萌出る生命力に満ち溢れています
それを「美しい」と感じるのは、
むせかえるほどのエネルギーを感じるのは、
私たちが「再生した生命の輝き」に
魅せられているからなのでしょう。
昼と夜
冬と春
陰と陽
死と再生を繰り返すなかで
変化をしつづけること。
それが自然であり、宇宙のことわりであるのなら
生命が輝く源であるのなら。
そこで咲く花は、どんなに美しく輝くことでしょう
先日、「変化資産」という言葉があることを教えていただきました。
本当の豊かさとは
「変化しつづけられること」だと、私は思います
私はあなたと一緒に変化していきたい。Re -bornしてゆきたい。
そう思っています
だから今回、穴をたくさん開けたのだと思います
私は、あなたの再生スイッチを押すきっかけにすぎません
そこにどんな再生のお花を咲かせますか
私はあなたに委ねます。
ゴールデンウイーク中も、元職人の父に穴を開けてもらいました
娘の無理難題に応える職人の図。
部品加工の仕事を廃業しても、この穴開けの機械だけは残し、動くようにしていた父。
何十年も経った今になって、娘のトリッキーな穴開けを受注することになるとは思いもよらず…娘は大感謝です。
アルファベットオブジェは、裏と表で陰陽を表現しています☯️
自身のなかの陰と陽を統合させて
あなたはどんなお花を咲かせますか?
展示会でお会いできることを、楽しみにしております。
能登半島地震チャリティー展示会 「Re-Born NOTO 〜花咲け能登にも、あなたにも〜」
・開催期間:2024.6.7(Fri)〜6.9(Sun)
・展示時間:12:00〜18:00
・開催場所:カフカの猫さま(東京都渋谷区神宮前3丁目6-19)
・期間中売り上げの一部を、能登半島地震の被災者支援に役立てるために寄付いたします
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