個展

「地」をやる「風の時代」。

いよいよ、能登半島地震チャリティーが来週となりました!

今日もたくさんの方々に「行きます!」とお声がけいただき…本当にありがたい限りです(泣)

写真付きでギャラリーまでの道案内を作りました。当日のご参考になれば幸いです。

今回は、浅草の画廊を卒業してはじめての展示会。
すべてが自分色にできる状況。
それだけに、楽しくも底なしに果てしない日々です笑

先日、お持ち帰り用のビニール袋などを買いに浅草橋の専門店に行きました。
広い店内であれこれお買い物して、荷物いっぱいでようやく帰ろうと思ったとき
「ちゑさん?」と声をかけてくる人がいました

顔を上げると…なんと、浅草の画廊のオーナー様だったのです。
じつは画廊を卒業したあと、疎遠になってしまい
ご挨拶も十分にできておらず…
心のどこかで引っ掛かっていました。

こうしてひとり展示会に向けて準備をしてみると、
浅草の画廊で教えていただいた経験の数々が、とても生かされていることを身に沁みて感じていたところでしたので、面と向かって

「今になってわかることがあります。本当にありがとうございました、お世話になりました」
と、お伝えすることが叶いました。

今回の展示会は、能登半島地震のチャリティーが目的ではありますが
色々な意味で「弔い(とむらい)」という要素もあると思っています。

ブログ「とぶらふ(弔ふ)。

土地の歴史、人の歴史、そういったものが積み重なった先端に
私たちの生命と、経済の営みがあります

今回、会場となる古民家の周辺も更地になって、新しい家が建つ予定です。
この古民家もいつかなくなってしまったとしても、かつてあった川の流れ、人の営み。
そういうものに心を寄せること。感謝と、敬意を表すること。
その「弔い」がなければ、「次」へは行けないのだと思っています。

だからこそ、心に引っかかっているけれど会えなかった浅草のオーナー様にも、
今回の展示会前に必然的に会わせて頂けたのだと思っています。
完全な自己満足ではありますが、私の中の「弔い」が、ひとつ終わった瞬間でした。

この古民家ギャラリーがある渋谷区神宮前という土地、そこに住んでいる人、住んでいた人。
またこの地へご縁をくださった古民家ギャラリー「カフカの猫」のオーナー様へ敬意と感謝を込めて、場を立ち上げさせて頂きたいと思います。

いまは「地の時代から風の時代になった」と、よく言われます

ある方に「風の時代だからこそ、地のことをやるんだよ」と言われたことがあり

思わず「そうなんですか⁉️」(この「風の時代ウェーイ!!」という時に⁉️)と驚いてしまったのですが笑

今になってようやく、その言葉がわかる気がします

私自身も「土壌」を整えないと、地上で花が咲かないからです。

土壌が整わないまま積み上げていくか、

土壌を整え、大きな花を咲かせ、種を実らせ、風に乗って飛ばすか。

たくさん、遠くへ。

「ちゑさんの作品が、たんぽぽの綿毛のように広がっていってほしい…」

これを書いているとき、ある方にそう言って頂いたことをふと、嬉しく思い出しました

わたしは大きな花を咲かせて、たくさん綿毛を作って、風を使ってたくさん、とおくへ飛ばしたい。

今回の展示会は「お花」がテーマです

今まで培ってきた土壌から、いまこそお花を咲かせるとき。

だから私は今回の展示会で、みなさんに委ねる要素を作りました

あなたは、どんなお花を咲かせたいですか?

能登半島地震チャリティー展示会 Re-Born NOTO ~花咲け能登にも、あなたにも~
開催期間:2024.6.7(Fri)~6.9(Sun)
展示時間:12:00~18:00
開催場所:カフカの猫 東京都渋谷区神宮前3丁目6-19

あなたのお越しを、心よりお待ちしております!

ちゑ

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