日々、思うこと

秋分に思う。

いよいよ極まれり…。

何が極まっているのかというと

世の中のシステム・価値観…そういったものが

世界規模、地球規模、宇宙規模、ひいては個々の宇宙の中でRe-bornが進んでいるのですが

おのおのの宇宙を、おのおのが「どう創造していくか」ということを

本当に問われている時期なのではないでしょうか?

私も日々いろいろなことが起きて、さまざまな学びから意識の変革を促され

今日、秋分の日を迎えました。

2020年頃から振り返ってみると、自分も周囲も家族も驚くくらい

見た目も中身も「前世と今世」くらい、変わりました。

関係も大きく変化しました。

ご縁に恵まれ、たくさんの人に助けられ、支持していただき…

でも、がむしゃらにやるうちにだんだんわからなくなってきました

常に内観しているはずなのに、不安でした

「こんなにも変化しつづけて、自分はいったい何をしようとしているのか」

「この先、どうしたらいいのか」と。

たぶん、初めのうちはそれでも良かったのだと思います

さなぎの中でどろどろになって、蝶の形を作ろうとする初めのうちは、荒削りでもよかった。

でもだんだんと形ができてくる過程で「核」となる大事な部分が必要で、

それがなくては細部が作れないということに気がつき、

荒削りでは、もはや手詰まりになっていたのだと思います

ずっと「ちゑさんはどうしたいの」と問われつづけてきました

絵が沢山売れたらいい、有名になりたい、お金持ちになりたい、色々なところへ行ってみたい…

そんなことが思いつきますが、どれも空虚でした

想像してみても、叶った時の「…それで?」という

虚しさまで、ひそかに想像できてしまうのです。

先日の9月9日・ククリの日、琵琶湖の竹生島を訪れる機会をいただきました。

弁財天様や龍神様が祀られている荘厳な島。ずっと訪れたいと思っていました。

「かわらけ投げ」といって、琵琶湖にせり出した鳥居に向かってお願い事を書いたお皿を投げ

鳥居をくぐれば願い事が叶う、ということを皆でやりました

意外と難しかったのですが、先にチャレンジした友人たちのアドバイスのおかげで

見事、願い事を書いたお皿が鳥居の中にすーっと入ったのです。

その時、やったぁ!という嬉しさと同じくらい「あ、本当に叶うんだ」と妙に納得し

「じゃあそれが叶うとしたら、あいだに何があるんだろう…」と内心おののいた矢先、

「うまくやっている」と思っていた自分が崩壊します。

恥ずかしい自分、情けない自分、未熟な自分、取り返しのつかないことをした自分、取り繕う自分、小手先な自分、依存しきっていた自分、他責にする自分、傲慢な自分…

そういった、ひた隠しに隠してきたつもりが周囲にはスケスケだった、醜悪な自分を嫌と言うほど味わいました。

琵琶湖から戻りパンチドランカーみたいになりながら、帰りの新幹線の中であるお誘いを受けて行ってみれば

道玄坂の教会クラブハウスの入り口に「とりあえず悔い改めよ」という文句を目にする始末で、

今思えば「私は悔い改めることが始まったばかりなのか…」と思い知らされました。

背中の後ろにずっと、ずっと隠し続けていたもの。

裸になったといいつつ、裸のパフォーマンスをしながら後ろ手に隠していたもの。

ずっと、見たくなかったもの。

そんな自分をなんとかして正当化したかったけど、できなかったもの。

そんな直視できなかった

「生命」

というものが、

私の最大の深い深い闇であり、

同時に光でした。

あぁ、やっと、やっとわかったと思いました

一番見たくなかったもの、やりたくなかったことは

私が一番、これから見ていくものであり、やりたかったものだったのです。

「絵が売れたらいい」「いろんなところへ旅行に行きたい」「お金持ちになりたい」…

「こんなにやってきたのに、次はどうしたらいいのか」

「どうしてこんなに不安なのか」…

どおりですべて、空虚だったはずです

「方法」ばかりを追い求めて、自分の中にある深い深い部分の闇を見ようとしていなかったから。

それに気がついたとき私は、声を上げて泣いていました

このとき、ようやく頭ではなく魂が、向き合うことを決めたのだと思います。

もし、蝶となって外に出てきても、生命の核となる部分が空っぽのままでは

なんの魅力もない、正気のない置物と同じ。

深い深い湖底の濃厚な闇は、はるか上で輝く希望の光でもあり

両方が、私の中にある。

私の生命の核となる、ずっとずっと知りたかった、かけがえのない宝物だったのです。

光と闇は表裏一体。

昼の長さと夜の長さがちょうど同じ。この2024年の秋分に

深い深い感謝とともに、わたしが思うこと。

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