急に、冬みたいになったなぁ・・なんて思いましたがもう今日から12月。れっきとした冬でした笑
先日、映画「すずめの戸締り」を観てきました
神話のエッセンスが多分に盛り込まれていて、とても好きです
捉え方は人それぞれだと思いますが、私は「弔い」と「再生」そして「統合」を感じました
ここのところ、ずっと私が意識していることは
「今の自分が次のステージに行くためには何が必要なのか」ということ
それはメンターの方から気づかせていただいたのですが
今この時代を生きている「私」まで、連綿と繋がっている歴史があり
その中で癒されなかった出来事が、おおいに自分にも影響を与えていて
その弔いなしで次へ行こうとしても結局は、堂々巡りだということ。
過去あったことへ向き合い、受け入れ、これからも胸に。
その気づきの先に本当の自分があり、本当の半分と出会う。
この作品は「君の名は」と同じく、魂の片割れとの出会いを描いていると思います
テーマ曲「カナタハルカ」も、素敵な歌ですね
これまた魂の片割れ同士の歌だろうと思いますが
私には古事記に出てくる男女神「イザナギとイザナミ」のように感じました
男性神であるイザナギは、死んで黄泉の国に行ってしまった女性神イザナミに会いに行きますが
あまりの醜さに逃げ帰り、女性神イザナミはそんなイザナギを追いかけながら恨みつらみ呪いの言葉を投げかけます
なんか・・女性として辛くないですか・・?私はつらい。笑
この歌から感じるのは「そんな君さえも愛するし、逆にいないほうが絶望的な世界だ」と
神話さえも超えているようで
私はここがいいなぁと。
誰かがこんなことを言ってました
「女性は神で、男性は神である女性をいつくしむ。そうすることで女性は神として男性に豊かさを与えることができる」
いや、ほんとに・・・。
でもその前に女性がいつまでも荒ぶる神で怖くては、いつくしみたい男性も逃げていってしまうので
自分を癒すことも大事なことですね。
そんなことを考えつつ、また少し間を空けて見に行ってみたいと思います。