先日「こたえあわせ」というブログを書きました →(こたえあわせ)
それに似たお話ですが
「あぁ、だからこの時、こんな行動してたんだな・・」と
振り返って気がつくことばかりの、ここ最近です
じぶんの作品もそうですが
その時は大して意味を持たないと思っている、ふとした表現やしぐさひとつ取っても
後から見返すとそれはとても象徴的で
その瞬間、そうさせる無意識下の魂の衝動が、満を持して地表から芽吹いているかのようで
あとから涙ぐんでしまうほど暖かい気持ちになったりします
なぜ、あのとき視界に入ったのか
なぜ、あのタイミングだったのか
なぜ「行きたい」と思ったのか
なぜ「会いたい」と思ったのか
なぜ、あのしぐさをしたのか
なぜ、ここにいま生きているのか。
頭で考えてもわからない「別に意味はないけどそうなった」という行動やしぐさ。
「あらはれ」(あらは・る 【現る・顕る】)という古語があります
その意味は「表面に出る、はっきりと見える、神などがこの世に現れる」。
大袈裟かもしれませんが、「なぜかそうした」という
脳の99パーセント「無意識」に委ねた私たちの「あらわれ」は
仏様のハンドサインのように、意味深く味わい深い、真理のあらわれのようだと
ある、写真を見ていて思ったのでした
そうであったら面白いなという願いもこめて。