「風の時代」と言われて久しいですが、
先月末から本格的に「地」の時代から「風」の時代に入ったそうです。
2025年も激動の年だと、さまざまな界隈で聞きますので「自分は大丈夫かな」と、どきどきしているのですが…。

自分の土台ができていないとパワフルな風に翻弄されて、どこかに飛ばされてしまいそうですね。
振り返ればわたしは、あのパンデミックが大きな引き金となり
図らずも、心・魂・そして肉体という、
三位一体の土壌と根っこづくりに向き合う機会に恵まれた4年間だったと感じています。
「これからは何があっても大丈夫な自分を作ることが大事」と、
ある方が2020年のコロナ禍真っ最中に言っておられるのを聞いて
「そんな自分とてもじゃないけど作れる気がしない」と、心底思いました。
日々の生活は安定していて、「これが幸せというものだろう」と思いながらもどこか虚しい日々に、
心のどこかで「もし、この世界がぶっ壊れてくれたら私は変われるのに」と思っていました。
そんな中、世界的なパンデミックが起きます。
未知のウイルス、大地震のデマ…そんな情報にすっかり翻弄され、
私は本気で「死にたくない」と恐怖したと同時に、思いました
「…なんで死にたくなかったんだっけ?」
「そうだ、どうせ死ぬなら、やりたかった絵を仕事にしてから死のう」と。
そこからの変化は凄まじかったです。
急に巫女舞を習いはじめたことから、ご縁もなかったであろう画廊、という場所でこれまた遠い世界だと思っていた個展をやらせていただく機会をいただき、なぜか興味も知識もなかった縄文がテーマでアートをやる人になり、霞が関の安定した仕事を辞め・・。
決めてから2年で「絵を仕事にする」人に転身していました。
自分自身の外側も内側も、人とのご縁も、ものすごい勢いで変化し続けた4年間でした。
そして今も変化し続けています。
「あなたは女性性を大事にしたほうがいいですよ」
ある方に、そう言われたのはコロナ禍のさなか。
その頃の私は、男か女かわからない風貌をしていました(写真をお見せすると別人だと驚かれます笑)
ショートカット、メガネ、スニーカー、パンツ、リュック。お化粧はかろうじて眉毛だけ。
全体的な色あいはいつも黒・白・グレー。

「この人はなぜ、中身と全然違う格好をしてるんだろう」と思ったそうです。
「絵を仕事にしたいのですが」という問いに、
「女性性を大事に」と言われ面食らいました。絵と全然関係ない…!と。
ですが、4年かけて自分と向き合ってきた今ならわかる気がします。
どうして私が「女性性を大切にする」ことが必要だったのか。
それは、私が「本当の自分に還る」「本当の自分を生きる」ために必要だったからです。
「何があっても大丈夫な自分」とは、私にとって
恐怖にかられて物資を備えることでもなく
無闇に情報を掴みにいくことでもありませんでした
それは、本当の自分を取り戻していること。
本当の意味で、自分を愛していること。

「自分を愛する」とは、
「自分の生命を信じることができている状態」
ではないかと…4年かけたわたしは思うのです。
もうその状態になれたのかと言えば、ずっと途上ではありますが
すくなくとも私は今、「女性に生まれて良かった」と心から思えるようになったのです。
ずっと「自分じゃない」と避けていた、お化粧、スカート、パステルカラー、花柄・・

それを見て癒され、心躍る自分がいました。
そこからアウトプットして、作品にする喜び。
いつしか世間の噂話や陰謀的な声は遠ざかり、
ただ自分の内側から湧き起こる歓びに、集中したくなっていました。
「女性性を大切にする」ことが「絵を仕事にする方法」よりも、
何よりも先に、私には必要だったのです。
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本来の自分に戻るための気づきと、土台作りと
失っていた生命力を取り戻していく作業。
4年間を振り返ってみると、未知の変化はおそれの連続でもありました。
それでもここまで変貌できたのは、私と出会ってくださった方々のご縁と、惜しみない愛と
「本来の自分に戻りたい」という、わたしの潜在的な渇望がそうさせ、いまも続いているのだと思います。
私の作品をお迎えくださる方も、そんな私の思いと似たものを持っておられる気がします。
「ほんとうの自分に戻りたい」
「ずっと何かを探している」
「幸せだけど、何かが足りない」
お会いしてみると、あまり自覚されていない状態を含めそういう方が多いように感じます。
おそらく時代が、地球が、今までと全く違う状態にどんどん変化しているので、
今まで疑問にも思わなかったことに違和感を感じている…ということもありますよね。
ただ、どうすればいいのか。どう行動すればいいのか。この違和感は何なのか…
そんな状態なのかもしれません。
私は「女性性を大事に」と言われた方から、あるものを教えていただきました
それは、私の生命力を引き出す最高のご自愛ツールでした。
(長くなるので詳しくはこちらをどうぞ)

これからの時代、
パワフルな風の時代に吹き飛ばされない体・心・魂の、三位一体となった土壌・根っこづくり、
すなわち「自身の生命力を上げていく=究極のご自愛」が益々欠かせない…というよりも
必須中の必須と感じています。
もうすぐ冬至ですね。
陰極まり、陽に転じながら激動と言われる2025年が始まります。

「宇宙は安定してくると不安定にしようとする力が働く」のだと、どこかで読んで妙に納得しました。
ずーっと安定していることは、「不自然」なこと。
体は新陳代謝をくりかえすもの。
「何があっても大丈夫な状態」=「生命力が満ちた状態」=「自分の生命を信じられる状態」。
これからは、そんな健全な細胞を「Re-born」させたいですよね。

「Re−born」できるチカラ、「変化」できるチカラは、かけがえのない資産。
お金、不動産、元気な声、美しい肌、心遣い、立ち居振る舞い、余裕…
そういった表に現れる「目に見える資産」の根っこには
「目に見えない資産」の積み重ねがあり、
その土台があって豊かに、そして「健全に」実るもの。
根っこと土壌がしっかりしていてはじめて、
風の時代の豊かさを享受することができるのではないかと感じる、今日この頃です。
あなたの生命に、響きますように。